両親や家族に住民票を移したこと、住民票を取得したことを知られたくない。このように思っている方は多いようです。
このページでは、住民票を移動させたり、取得した場合の誰にどのように通知が届くか等の仕組みについて解説致します。また、どうすれば新居の住所を知られないようにできるかについても別ページで解説しておりますのでご参照ください。
住民票を移したり、取得した場合、誰かに通知がいくのか
住民票を移動させたり、取得したとしても、本人以外の方に通知されることはありません。また、住民票の変更内容が、同じ住所に住んでいる方、両親、大家、管理会社に通知されることも同様にありません。
例えば、寮やルームシェアの場合、複数人が同一住所で住所登録を行っていると思われます。しかしながら、本人の住民票は本人しか取得できず、新しく入居した方の住民票に関する通知が、他の先に入居している方に届くこともありません。
加えて、役所の担当職員が「住民票を移したこと、住民票を誰かが申請したこと」を他人に伝えることは、国家公務員法・地方公務員法違反となるため、役所から漏洩することも通常ありえないことになります。
通知の行き先
住民票を移した場合、個人や企業には通知は行きませんが、事務手続きのため役所間で情報のやり取りが行われることとなります。「住民票を移した人の戸籍のある市区町村の役所」と「転出元の市区町村の役所」には、住所の移動の通知が届き、事務手続きが行われます。
同一世帯だった場合には、住民票を移すといずれバレてしまう
住民票は、世帯ごとに管理をされています。そのため、住民票を取得する際に、同一世帯の家族全員分の記載をしてもらうことができます。
現在の住民票から抜けて、他の場所に住民票を移動させることを家族に知らせなかったとしても、次回、家族の誰かが世帯員全員の記載された住民票を取得した際に、あなたの名前の記載がないため、住民票を移したことがその時に発覚してしまいます。
本人通知制度で通知が自分に届く
本人が住民票を取得した場合、両親や家族に取得の通知がいくことはありませんが、逆に他人が自分の住民票や戸籍を取得した場合には、役所から自分に第三者が住民票や戸籍を取得した旨の通知が来るように設定できる制度があります。
親、家族に引越し先の住所を知られないようにする方法
住民票や戸籍に閲覧制限を掛ける方法
住民票の移動を管理会社や大家さんに知られない方法
基本的には、管理会社や大家に通知されることはありませんが、下記記載の別の通知で発覚する可能性があります。
コメント