Q.住民票を基にしたマイナンバー法案とは何か教えて下さい。

判例/法令/用語解説

Q.住民票を基にしたマイナンバー法案とは何か教えて下さい。


▼マイナンバー法案とは

マイナンバー法案は、国民一人ひとりに12桁の個人番号(マイナンバー)を割り当て、年金などの社会保障と納税を1つの個人番号で管理する新制度です。

▼マイナンバー法案2013年5月24日成立

社会保障・税の共通番号(マイナンバー)法案は、2013年5月23日の参院内閣委員会で全会一致で可決し、翌日24日の参院本会議で可決、成立しました。

▼2015年10月~

政府は、2015年10月を目途に住民票を基にした個人番号を国民に通知する予定です。

▼2016年1月~

2016年1月から番号情報が入ったICチップを埋め込んだ顔写真付きの個人番号カードを交付開始、番号を通じて、年金の相談や納税の照会ができるようになります。
給付申請などの行政手続きが大幅に簡素化されますが、個人情報の漏洩や第三者による悪用のおそれがあるため、政府は対策を急いでいます。

▼2017年1月~

2017年1月からは、行政窓口の手続きが簡素化されます。複数の機関の発行書類が必要だった行政手続きなども窓口にカードを提示するだけで済ますことができるようになります。例えば、介護保険給付などの添付書類の提出が不要になります。
「マイ・ポータル」というホームページを開設され、そのインターネットのサイトにアクセスすることで、年金保険料や介護保険料の納付状況、所得などに関する本人情報が確認できるようになります。パソコン上で情報を取得して、確定申告などの手続きもできるようになります。
政府は行政コストの圧縮や税や社会保障料の徴収、給付をより適正にする効果を見込んでいます。

▼2018年10月~

2018年10月を目途に、医療情報や民間の活用を含めた利用範囲の拡大が検討されています。。
また、政府は当該制度の悪用を防ぐため、行政機関を監視・監督する「特定個人情報保護委員会」を設ける予定となっています。

コメント

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました