水道の引越し手続き方法
引越しが決定したら、水道局の支所(営業所)に連絡し、現住所の「水道の使用中止」と引越し先の「水道の使用開始」の手続きを行う必要があります。連絡先は、毎月の検針票・領収書に連絡先が記載されていますので、そちらに電話、若しくは各水道局/市区町村役場の水道課のホームページから手続きを行うことが出来ます(ページ下部の水道局一覧をご参照下さい。)。
また、ホームページからは、引越し日の2~3営業日前までしか受け付けていない水道局もありますので、余裕を持って1~2週間前までに、遅くても2日前までに(日曜・祝日は受付していないことがあり、要注意。)、現住所と引越し先の両方の手続きを終わらせておけば心配はないでしょう。
尚、水道の引越し手続きは、各自治体の水道局で方法が違う場合がありますので、念のため、ご自身でも事前の確認をお勧め致します。
電話連絡をする場合の確認項目
電話で連絡する場合は、以下の項目を確認されますので、お客さま水道番号などが記載された「検針票・領収書」等を事前に用意しておくといいと思われます。
(01)お客様水道番号(「検針結果のお知らせ」・「検針票」・「領収書」に記載)
(02)契約者の氏名(水道の契約者名義)
(03)引越し前の住所(水道の使用を中止する場所の住所)
(04)連絡先電話番号
(05)引越し予定日時(使用中止希望日)
(06)水道料金の精算方法
(07)引越し先の住所
(08)引越し先での使用開始希望日
水道料金清算のための計算方法
前回の検針日から引越しまでの水道料金は、退去時までの水道料金を日割計算して支払います。基本料金は使用日数に応じて日割計算し、段階制の水道量料金については、それぞれの段階の範囲を日割計算によって区分します。
水道料金の支払方法
現地清算・口座振替・クレジットカード・引越し先へ請求書送付などの方法があります。どれが適用されるのか、使用中止の連絡をする際に確認をとるとよいでしょう。
(1)現地清算:引越し当日に水道局の係員(水道局の委託業者)に来てもらいます。そして、そこで使用中止(閉栓)・水道メーターの確認(最後の検針)をしてもらい、未払いの水道料金を日割計算して、直接現金で支払いを行います。この方法は事前に予約しておく必要があります。
(2)口座振替・クレジットカード:水道料金の支払方法がもともと、口座振替(引き落とし)やクレジットカードで行っている方は、事前に確認してみましょう。
(3)引越し先へ請求書送付:(1)・(2)以外の場合は、引越し先へ請求書が送付されます。コンビニや銀行で支払を行いましょう。
水道の使用終了(閉栓)手続き
水道局に引越しする連絡をすると、引越し当日に水道局の職員の人が家にやってきます(事前に立ち会う日時を指定しておきましょう。)。水道局の係員が、メーターを確認をし、水道栓を閉めて、水道メーターを確認して、最後の水道料金の精算をします。
引越し当日に料金を精算した方は、もう支払いは完了しているので気にする必要はありませんが、当日清算ではなく、後日清算をされる方は、最後に家を出発されるときに、水道料金メーターを目視で確認し、写真を撮っておきましょう。万が一、水道局のほうから見覚えのない多額の金額を請求された場合でも、携帯の写メなどの証拠があれば、対応できるからです。
水道の使用開始(開栓)手続き
引越し先で水道を利用するには、水道局の係員(水道会社から委託を受けた方)に来てもらい、立会いの元、水道の元栓を開けるなどという、ガスのような手続きはありません。事前に、エリアの水道局へ連絡しておき、自分で水道メーターの水止め栓を、左に回すと、水道を使うことが出来るようになるはずです(ガスのように危なくないから、自分で行うのですね。)。
引越し先で水道の使用を始めたら、備え付けの「水道使用開始申込書(ハガキ)」に住所や氏名、使用開始日など必要事項を記入の上投函しましょう。
事前に連絡済みであるのに水が出ない場合や、「水道使用開始申込書(ハガキ)」がない場合(通常は、ポストや新聞受けの中、または玄関に置いてあると思います)は、エリアの水道局に確認してみましょう。
また水が出ない場合は、量水器(水道メータ)手前にあるバルブ(水止め栓)を確認してみましょう。
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