電力会社(電気)の引越し手続き方法
引越しが決定したら、電力会社(電気会社)に連絡し、手続きを行う必要があります。
連絡方法は、電話・各電力会社のホームページから行うことが出来ます。
当日電話連絡でも大丈夫ですが、ホームページからは引越し日の2~3営業日前までしか受け付けていない会社もありますので、余裕を持って1~2週間前までに終わらせておけば心配はないでしょう。
各電力会社のホームページ
北海道電力HP 連絡先0120-12-6565 | 北海道 |
東北電力HP 連絡先0120-175-266 | 青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・新潟 |
東京電力HP 連絡先 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・群馬・茨城・山梨・静岡(沼津市など) |
北陸電力HP 連絡先0120-77-6453 | 富山・石川・福井(一部を除く)・岐阜県の一部 |
中部電力HP | 愛知・三重・岐阜・静岡(静岡市・浜松市など)・長野 |
関西電力HP 連絡先 | 大阪・京都・奈良・兵庫・滋賀・和歌山 |
中国電力HP | 岡山・島根・鳥取・広島・山口 |
四国電力HP | 香川(うどん)・愛媛・徳島・高知 |
九州電力HP | 福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島 |
沖縄電力HP | 沖縄 |
電話連絡をする場合の確認項目
電話で連絡する場合は、以下の項目を確認されますので、お客さま電気番号などが記載された「電気ご使用量のお知らせ」や「領収証」等を事前に用意しておくといいと思われます。
(01)電気番号(「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」や「電気料金領収証」に記載)
(02)契約者の氏名(電気の契約者名義)
(03)引越し前の住所(電気の使用を廃止する場所の住所)
(04)連絡先電話番号
(05)引越し予定日時
(06)電気料金の精算方法
(07)立会日時(現場集金・検針困難の場合)
(08)引越し先の住所
(09)引越し先での使用開始(希望)日
(10)引越し先での希望のアンペア数(従量電灯Bの場合)
(11)引越し先での電気料金の支払方法
電気料金清算のための計算方法
前回の検針日から引越しまでの電気料金は、引越し日までの電気代を日割計算して支払います。基本料金は使用日数に応じて日割計算し、段階制の電力量料金については、それぞれの段階の範囲を日割計算によって区分します。
電気料金の支払方法
集金・口座振替・クレジットカード・引越し先へ請求書送付などの方法があります。
(1)集金:引越し当日に電力会社の係員の人に来てもらいます。そして、そこで、未払いの電気料金を日割計算して、直接現金で支払いを行います。この方法は事前に予約しておく必要があります。
(2)口座振替・クレジットカード:電気料金の支払方法がもともと、口座振替やクレジットカードで行っている方で、引越し先の管轄電力会社が同じ場合は(関西電力の地域から関西電力の地域に転居する場合など)、今まで通りの支払方法とすることが可能です。
(3)引越し先へ請求書送付:(1)・(2)以外の場合は、引越し先へ請求書が送付されます。コンビニや銀行で支払を行いましょう。
電気の使用終了方法
引越し・荷物の運び出しが完了したら、最後にブレーカーを下げて(スイッチを切って)、退出するようにしましょう。電気などがつけっぱなしの場合、追加料金が発生する場合もあります。
但し、寒冷地では、電気を使った凍結防止設備付の給湯機が作動しており、スイッチを切ると、配管の中の水が凍って、膨張・破裂し、損害賠償を請求される場合もあるので、管理会社に確認をしておくと良いかもしれません。
電気の使用開始方法
電気の使用開始については、通常手続きをしなくても利用できることがほとんどです。新居に到着したら電気が使用できるように、以下のように分電盤のブレーカーを操作し、通電させてみて下さい。分電盤は通常、台所やトイレや玄関の上の方にあります。操作しても電気が利用できない場合管轄の電力会社へ連絡をしてみて下さい。係員が来てくれると思います。
(1)アンペアブレーカーのつまみ部分を「入」へ。
(2)漏電遮断器のつまみ部分を「入」へ。
(3)配線用遮断器のつまみ部分を「入」へ(安全器の場合はふたをしめる)と電気使用できるように。
新居で電気の利用を始めたらすぐに、管轄の電力会社へ使用開始の手続きをとる必要があります。
賃貸物件の場合、ポストや新聞受けの中、ドアの外側や玄関付近、ブレーカーの近くに「電気ご使用申込書」や「電気使用開始通知書」といった書類が置いてあると思います。必要事項を記入し、電力会社宛てに郵送しましょう。電気使用申込書が見つからない場合は各電力会社に連絡しましょう。
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