【ニュース】13歳年下の知人になりすまして働く 勝手に住民票異動、容疑の78歳女逮捕 千葉

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13歳年下の知人になりすまして働く 勝手に住民票異動、容疑の78歳女逮捕 千葉


就職で有利と思い

 他人になりすます目的で、勝手に知人女性の住民異動届を提出したとして、千葉県警いすみ署は2011年9月14日、自称さいたま市南区太田窪2、清掃業パート従業員、金子喜美容疑者(78)を電磁的公正証書原本不実記載の疑いで逮捕した。金子容疑者は逮捕時も、年齢が13歳若い知人女性を名乗って働いていた。「年齢を若くし、年下の知人女性になりすませば、仕事に就ける確率が高くなると思った。働きたかった。」と容疑を認めているという。金子容疑者は逮捕直前まで知人女性になりすまし、都内でベッドメイキングの仕事をしていたという。

 容疑は、いすみ市に住む知人の無職女性(65)=当時(59)=になりすます目的で2006年10月16日、女性がいすみ市から埼玉県飯能市へ転出したとする住民異動届を提出、その2週間後の同月30日に再び、いすみ市へ転入したとする届を提出し、住民基本台帳ファイルに虚偽の内容を記録させたとしている。

 同署によると、知人女性が今年6月、「働いていないのに税金の課税額が変わった」と無職にもかかわらず市民税が高いことを不思議に思った知人女性が、署/いすみ市役所に相談したことから発覚した。この女性は「金子容疑者は昔の知人だが、それほど親しい間柄ではない」と話しているという。

 同署は、金子容疑者が女性になりすまして履歴書などを作成し、就職活動に利用していた可能性もあるとみて、余罪についても捜査する方針。

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