【ニュース】車庫飛ばし容疑で逮捕、不正取得の住民票で申請

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車庫飛ばし容疑で逮捕、不正取得の住民票で申請

 県警交通捜査課と小川署は、2011年8月11日、熊谷市末広、中古車販売店経営小林均容疑者(55)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いで逮捕した。車の登録台数や交通量が少ない県内の一部地域では、警察が発行する車庫証明書が不要で、住民票のみで車を登録できる。小林容疑者はこの制度を悪用し、1台2600円の車庫証明手数料を免れていたという。

 発表によると、小林容疑者は、車庫証明が不要な東秩父村に住む女性の委任状を偽造して住民票を不正取得し、昨年5月~今年1月、女性を使用者とした車5台分の虚偽申請書を自動車検査登録事務所に提出するなどした疑い。

 調べに対し、「車庫証明が来るまで3日ほどかかるので面倒だった。手数料や標章代を免れようとした」などと供述しているという。

 身に覚えのない違法駐車に関する通知などが女性方に届いたため、女性が昨年12月頃、小川署に相談して容疑が発覚した。小林容疑者は女性と面識はなく、女性の名前や住所は知人を介して知ったという。

 小林容疑者は女性の住民票を不正取得し、昨年5月~今年3月、店で売る計48台を登録していたという。

 県内では東秩父村とときがわ町で車庫証明が不要。飯能市、秩父市、小鹿野町、神川町では、合併前の旧村地域で不要となっている。

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